ラベル トラバーチンの彫刻 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル トラバーチンの彫刻 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2020年6月20日土曜日

冠 15×15×12・5cm
冠はトラバーチンの作品。
トラバーチンはチーズみたいな質感が魅力的な石灰質の石である。
建築物で有名なのはローマのコロッセオ。イタリアでは白のトラバーチンをたくさん建築で使っている。

久保極の基本的なスタイルはほとんどイタリアで作られたように思われるが、もともとは飛行機に乗りたくて、高校の時の進路の希望は何と防衛大学だったそうである。

久保極の父、久保晃は画家だったので、さすがに自分の息子が防衛大学に進学するのは、ちょっとと思ったのかはわからないが、ヨーロッパへ行くのはどうかと勧めたらしい。

まあ、物価のことや何かの縁で久保極は高校を卒業した後、横浜から船でナホトカへ渡り、そこから陸路、鉄道でイタリアへ行くことになった。

そして、自分にぴったり合った国と仕事を見つけるに至った。

受験したとしても防衛大学には合格したかも定かではないが、もしもそうなっていたら、まったく違う人生を歩んでいたに違いない。



2020年4月18日土曜日

あくび

あくび トラバーチン 13x14x12cm
これも一つの石から彫り抜いたもの。
トラバーチンでここまでエッジが立った彫刻はなかなかないと思う。
久保極だけのテクニックである。

さて、このところのコロナ騒動で空がとても綺麗になった。
夜の星空など、びっくりするぐらい透明で空気も澄んでいる。

この地球で一番不必要な「人類」なんてものが活動を少し停止しただけで、これだけ空が綺麗になるのだ。


あともう少し、人類が少なくなったら、どれだけ地球は美しくなるのだろうか。
たとえ、「爬虫類人類」でなくても、人類削減を考えても仕方ないなあと思う今日この頃である。

2019年5月28日火曜日

圧力

久保極のトラバーチンの作品
圧力 トラバーチン 14x14x14cm
ググってみるとトラバーチンの彫刻は以外と少ない。
彫りにくい石なのかもしれないが。

そして、最近になって気がついたのだが、久保極のように大理石、御影石、トラバーチンと素材の違う石を全部使う彫刻家もいないようだ。

素材によって、道具も違うこともあるかもしれないが、扱いも全部違うからであろう。

どの石でも、同じように扱える彫刻家はもしかして世界中で久保極オンリーワンかもと思っている。

さて展覧会のお知らせです。
JUNE-Untitled
ギャラリー勇斎にて36名の現代作家の様々な作品が出品されます。
久保極も作品を2点出品します。
奈良市の素敵なギャラリーです。
機会があれば是非!!
2019.6.11~6.23まで。

2016年6月5日日曜日

デジタルキューブ

久保極のトラバーチンの彫刻
デジタルキューブ H13XW13cm
サイトの更新をずっとさぼっていたが、これは只、サイト制作者が怠慢なだけで久保極の作品は着々と出来上がっている。

HPも沈没したままでもう古い感じになったので、新しく大きいサイズの写真でババッと見れるようにする予定である。 まあ大変ですが。

さてはてグループ展のお知らせです。

JUNE-Untitled
6月7日(火)→6月19日(日)
11:00〜18:00(月曜休館)
最終日16:00まで。
場所 ギャラリー勇斎  
奈良市西林町22

素敵なギャラリーなのでお近くにお出かけの際は是非!
33人の気鋭の作家たちの作品が見れます。