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2019年12月9日月曜日

星形多面体

久保極のトラバーチンの抽象彫刻
星形多面体 トラバーチン 11.5x11.5x11.5cm
星形多面体は折り紙や石膏では比較的よくあるかたちだが、石で作っている彫刻家は多分久保極だけだと思う。そして、トラバーチンで作っている作家は世界中でも皆無だと思われる。未だに残念なことにわかってくれる人がいないので、しつこいようだが書いておく。

彫刻とは全く関係ないのだが、この前、銃撃されて死亡したペシャワール会の中村哲さん。本当に残念である。私は何冊か中村哲さんの著書を読んでいる。

この人は本当にアフガニスタンが好きだったのだな とつくづく思う。大好きなアフガニスタンで活動できて幸せだったのかもしれない。

そしてここまで偉大だった中村哲さんは、しょうもないニュースをトップに持ってこようとする日本のマスコミでさえ、トップに持ってこざるをえなかったのだなと思う。
それぐらい優れた人でした。

アフガニスタンの大統領が棺を先頭に立って担いでいる写真が載った
 HUFFPOST
と旅客機の尾翼に似顔絵が描かれた
 HUFFPOST
この二つの記事にリンク貼っておきます。
 





2019年5月28日火曜日

圧力

久保極のトラバーチンの作品
圧力 トラバーチン 14x14x14cm
ググってみるとトラバーチンの彫刻は以外と少ない。
彫りにくい石なのかもしれないが。

そして、最近になって気がついたのだが、久保極のように大理石、御影石、トラバーチンと素材の違う石を全部使う彫刻家もいないようだ。

素材によって、道具も違うこともあるかもしれないが、扱いも全部違うからであろう。

どの石でも、同じように扱える彫刻家はもしかして世界中で久保極オンリーワンかもと思っている。

さて展覧会のお知らせです。
JUNE-Untitled
ギャラリー勇斎にて36名の現代作家の様々な作品が出品されます。
久保極も作品を2点出品します。
奈良市の素敵なギャラリーです。
機会があれば是非!!
2019.6.11~6.23まで。

2019年5月2日木曜日

星網

星網 トラバーチンの久保極の彫刻
星網 トラバーチン 5.5x18.5x18.5cm
新しく元号が変わったので、少しおめでたいかたちの作品をUPしてみた。

星型を編んだようなかたちなので星網である。

とりあえず、何か変わるということはとてもいいことだと思う。
変わるということは変化していき「気」が流れていくこと。「気」の流れが全てだと最近つくづく思う。

年取れば年取るほど変化がこわいし、変化についていけなくなる。
が、逆に若いと変化が楽しいし、どんどん変わっていくのが刺激的である。

いつまでも若さを失いたくないなら、変化を恐れないこと。
新しいものを受け入れること。

こころも体も柔軟でありたい新しい年です。

2013年5月24日金曜日

ギャラリー 勇斎にて

奈良のギャラリー勇斎にて24名の作家の作品が展示されています。それに久保極も出品しています。26日(日)まで。


ギャラリー勇斎は落ち着いた感じの素敵な画廊です。
隣で奈良の日本酒の利き酒も出来ます。

パーティ―では マダム手作りの岡山バラ寿司がおいしかった!
久保極もベジタリアンとそうでない人用のパスタを作って
そして後で世界で一番臭いスウェーデンの缶詰ーシュールストレミングを開けました。
この缶詰のことは後でBのページに書きます。乞うご期待!


久保極の万成石の抽象彫刻
久保極の万成石の作品

久保極のトラバーチンの抽象彫刻
久保極のトラバーチンの作品

ギャラリー勇斎 オープニングパーティー
オープニングパーティーの風景

ギャラリー勇斎のパーティー料理
マダム手作りの岡山バラ寿司や久保極作のパスタなど

2009年8月15日土曜日

蝸牛 Snail

トラバーチンの抽象彫刻 蝸牛 Snail












          トラバーチン 13×13×23

蝸牛はトラバーチンの作品。見ているとくるくると引き込まれそうである。

芸術家とは因果な職業で生活のことを考えて優先させると、創作活動は出来なくなる。
売り込むことに懸命になるとアイディアは枯れてしまう。
よく作家で同じパターンのものばかり作る人がいるが、売れることを優先させてしまったあまり、いざ売れ出すともうアイディアは枯渇していて同じパターンのものの焼き直しになってしまったのだろう。残念なことだが。

10代から20代にかけてのイタリア時代に良いものに触れて充分エネルギーを充電できた久保極は、作品のアイデアには困ることがないようだ。イタリアが彼を支えて作品を作る活力をいまだに与え続けているようである。