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2023年12月8日金曜日

Quintet

久保極の彫刻 Quintet
Quintet  北木島産御影石

 先日、関西へ行く用事があり、36年前の

作品を撮影する機会が得られた。

36年前は県立尼崎病院前に設置されていたのだが、

病院は移転して新しく県立尼崎総合医療センター と

名称も変わっていた。

巨大な総合病院である。

 

たまたま、今年の夏、久保極が仕事で尼崎へ行き

なんでここに自分の作品があるのか!

と驚いたそうである。

作品はきれいに洗われ きちんと設置されていた。

今日び、石の彫刻は危険とか疎まれ

排除されたりすることが多い中ありがたい限りである。

今、見てみると意外に新しく感じられ

いい感じであった。

このねじりは久保極だけの世界です。


久保極の彫刻 Quintet
作品と久保極

久保極の彫刻 Quintet
ギリギリまでエッジを立てている

久保極の彫刻 Quintet
H2m40cm

久保極の彫刻 Quintet
新しく巨大になった医療センター前

2021年11月22日月曜日

やかげ?石彫?なんそれ!展

 ずっと、ブログの更新サボっていましたが、

頑張って久々upしました。

 

今、矢掛で「やかげ?石彫?なんそれ!展」

やっていて、久保極は韓国ですが、

作品は展示されています。

11月28日(日) まで。

会場は矢掛町:矢掛商店街:本陣通り沿いです。

宿泊券とかも当たるスタンプラリーもあります。

今なら、紅葉も綺麗です。みなさんどうぞ

是非、見にいらしてください。


久保極の万成石の彫刻 瞑想 結びつき
久保極の万成石の作品 瞑想 結びつき 
 
久保極の万成石の彫刻 瞑想 結びつき
作品の撮影もご自由に

久保極の万成石の彫刻 瞑想 結びつき
素敵なお醤油さんの前に作品が置かれています
 
久保極の大理石の彫刻 十二面体の空間
久保極の大理石の作品 十二面体の空間 
作品が置かれている矢掛ビジターセンターの庭 
昔の梁を活かした素晴らしい建物
松村晃泰氏の作品

小林照尚氏の作品

逢坂渉氏の作品

大間光記氏の作品


片岡幸夫氏の作品



2020年2月26日水曜日

ひしがたのメロディー

万成石の久保極の彫刻
ひしがたのメロディー 万成石 34x29x29cm
ひしがたのメロディーは明治神宮の廻廊で展示されている。

この前、久保極にメールが来ていた。なんでも相手は昔の彼女(イタリア人)の娘さんだそうだ。母からいつもあなたの話を聞かされていたとあった。
で、その娘さんはロンドンでアーティストをしているそうだ。
久保極がイタリアへ行ってから、長い長い時間が経ちました。

そのイタリアにゆかりのある作家の作品が、明治神宮で展示されています。
28日の金曜日までなので、是非!!


明治神宮
まだ、コロナウィルスの騒ぎが小さかった時で外人さん多し

明治神宮での結婚式
結婚式もされていた模様

神宮の杜に集う
彫刻家たち

2月14日(金)〜2月28日(金)
9時〜16時半 明治神宮廻廊
イタリアのカッラーラとピエトラサンタの
風を受けた31名の彫刻家の作品が
神宮の杜に集まります。
是非、お立ち寄りください!

2020年1月15日水曜日

折り返されたキューブ

久保極の万成石の彫刻
万成石 27cmx31x  27cm
藤原新也さんのプライベートサイトを見ていたら沖縄の首里城の城壁の亀甲型の石組みについて書かれていた。 焼け落ちた首里城よりもこの石垣が価値があると新也さんは言われていた。幸いにも石垣は焼け落ちることがなく残された。

今ではこの石組みを再現できる石工はいないと新也さんは言われていた。
何をおっしゃる、うさぎさん、現在でもこの石組みは再現できる。久保極がいるから。

そして、時間さえかけてじっくり取り組めば今の職人でも再現可能なのではないかと思う。ただ、残念なことにこういうものに予算を出す政府の役人はいない。

今の日本では、すべてが時間に追われ予算も限られじっくり素晴らしいものを作ろうと考える人間は存在していない。

効率を求めるあまり日本は索莫とした風景ばかりになった。どこへ行っても同じ建物、同じ店があるばかりである。

美しくて価値のあるものを作るには何よりも、ゆっくり物事に取り組む時間が必要なのだと思う。

と、今日のブログは音声入力に初挑戦してみました。
後で色々手直ししましたが、何とか出来そうです!!
やってみたら何でも出来る!!!

2019年10月4日金曜日

TOMONOURA de ART 2019

船 万成石の久保極の彫刻
船 万成石 45x34x33cm
今年もTOMONOURA de ART 2019が鞆の浦で開催されています。

久保極の作品は毎年恒例の静観寺の庭へ置かれています。

TOMONOURA de ART 2019 vol.8
9月29日(日)〜10月20日(日)まで。
会場 福山市鞆の浦・一円

やっと気持ちの良い季節になったので皆さん、お誘い合わせの上どうぞ。
レトロな鞆の浦の町は魅力いっぱいです。

10月6日(日)
作品見学ツアー
場所 鞆の浦一円
集合場所 福山市渡船場
集合時間 13時(終了時間16時ごろ)
 ☆出展作家が街を巡りながら作品を解説します。
久保極参加します。お時間ある方是非どうぞ!!
無料です。





2019年5月20日月曜日

五芒星

久保極の大理石の彫刻
五芒星 大理石   17x17x4cm
真ん中に星型が入っているから五芒星。このきちんとしたエッジが立った星型が切り出せるのが久保極ならではのハイテクニック。たまに誰かコピーでもしていないかなと思うのだが、さすがに石で作っている作家はいない。

さて、映画を見てきた。
「グリーンブック」
今年のアカデミー賞受賞作品で、私の大好きなヴィゴ・モーテンセンが14キロも太って 下品なイタリア系の運転手兼ボディガードのトニー役を演じている。

モーテンセンはそのルックスが関係するのかもしれないが、いつもクールで知的な役ばかりなのに、今回はピザを二つ折りにして丸かじりしたり、ホットドッグの 早食い競争に出たり、下品な言葉や振る舞いをしたり、バイオレンスに走ったりという役。でも、そういう役を演じるのが楽しくてたまらないという雰囲気が出ていた。普段はモデルみたいなすらっとした体型なのに、一体どうやってぽっこりお腹を作ったのかとても気になるなあ。

映画ではピアニストのシャーリーが
「自分に教養があると思われたくて、全く理解もしていないのに音楽を聴きに来る上流階級の連中のために演奏する」と言っていたのが印象的。芸術家の孤独を表現していてとてもよかった。

アカデミーをもらったことでいろいろケチをつけられているみたいだけれど、どんな理由があれ、今、この映画が作れるアメリカにはやっぱり表現の自由があるのだなと思う。

2019年5月6日月曜日

岩礁

久保極の万成石の彫刻
岩礁 万成石 



これも幾何学のかたちの作品。

どこにもないかたち、なーーんていつも書いているのだが、嘘ぴょん〜
幾何学のかたちは自然界にある。

例えばDNAのかたち。これも幾何学。元素のかたち、目に見えるものでは、蜘蛛の巣、蜂の巣、貝の渦巻き、そして葉っぱも花も見事に左右対称。ランダムに作られたものってないのではないかな。物差しなんてどこにもないのにどれもきちんと同じ長さになっている。曲線もランダムではない。

とても不思議だが、それが自然界の掟だと思う。

久保極は本来、人間が持っているはずの能力を「石」で表現しているだけなのかもしれない。

もともと、人間が持っていた幾何学の能力を何かのきっかけで、取り戻したのか、思い出したのか。

元から自然界にあるものなので、幾何学のかたちは無限大。他の作家たちのように、創造するのに困ることはないようである。

2019年3月10日日曜日

ピタゴラスの箱

ピタゴラスの箱 久保極の万成石の作品
ピタゴラスの箱 万成石 34x34x38cm
展覧会のお知らせです。

立体・彫刻 OKAYAMA展
2019年3月12日(火)〜17日(日)
9:00〜18:00(最終日は、16:00まで)

岡山県天神山文化プラザ
第2展示室(地下)

★期間は短いですがお時間がある方はどうぞ。
26名の作家たちの多彩な作品が見れます。

勧められて インスタ始めました。PCでしているので後から編集できないし、かなり怪しいですがよかったら見てください。
https://www.instagram.com/kiwamex/



 

2018年11月5日月曜日

デジタルキューブ

大理石の久保極の彫刻
デジタルキューブ 14x14x14 大理石

デジタルキューブは大理石の作品。トラバーチンのものもある。
素材を変えるとまた違った表情を石の彫刻は見せてくれる。

この前、図書館で見かけたルネッサンスの多面体百科という本に久保極の作る形がいっぱい載っていると思い、その本を借りてきた。

家に帰り、久保極に「ルネッサンスの多面体百科」を見せると、しばらくその本を見ていたが、
「わしの作るかたちは、この本に出てくるかたちよりも、進んでいる。それに幾何学の形でここまで石で作っているのはあらへん」
とバッサリ切り捨てられた。

「立体で考えるから平面で考えるよりその先を行ける」
とも。

そうですか。まあそうかもしれまへんが。

デジタルキューブはエッジがキリッと立って、計算され尽くして作っている久保極だけに作れる幾何学のかたちです。

2018年10月5日金曜日

TOMONOURA de ART 2018

久保極の万成石の作品 アルハンブラ
アルハンブラ 万成石
 今年もTOMONOURA de ART 2018に久保極が出品しているので見に行ってきた。
台風が来る前で、気持ちの良いお天気の日だった。

鞆の浦のあちこちに置かれた23名と1グループの鉄やテキスタイルや陶器や様々な素材の作品をゆっくり町を巡りながら見ていった。

とてものんびりと楽しい時間でした。

鞆の浦は町そのものがパワースポットだと思う。レトロな町並みを歩くだけで気が通っていく。そして、海外からの使節団などが多数訪れていて、政治的にもかなり重要な地点だったのではないかと思う。
久保極の万成石の作品 アルハンブラ
アルハンブラ 静観寺の庭に置かれている。

彫刻家久保極と作品
彫刻家 久保極と万成石の作品

鞆の浦の坂道
鞆の浦の坂道

鞆の浦の猫
寝ていて動く気のない猫

坂本龍馬像
いろは丸にある坂本龍馬像 高橋謙二氏の鉄の作品

カフェ&ギャラリーSHION でジンジャーチャイ
10月7日(日)の作品見学ツアーには久保極も参加します。
お時間がある方はどうぞ。
場所 鞆の浦一円
集合場所 福山市営渡船場
集合時間 13:00 終了時間 16:00頃
参加費無料


2018年4月17日火曜日

妖精

妖精 久保極の万成石の彫刻
妖精 万成石 30x30x30
ハードな日々が続いている。まっなんのバックもないのに芸術家をしているから当然なのだけれど。

以前、今はもう亡くなられた彫刻家のSさんに久保極が
「まさか久保くん、本気で芸術家しようと思っているのではないだろうな」
と言われたことがあるそうだ。

Sさんは奥さんも子供もいられて、大学の先生をされていた。彫刻の仕事だけで妻子を養うなんてとんでもない話だ。それでも色々苦労されていたのかな。結構節制した生活をされていたように見えたけれど癌で亡くなられたので。

で、そのまさかをずっと久保極はしている。まさか、まさかやめるわけにはいかないでしょう。自分で決めて自分で選んだことだから。

まさかをしていて何年になったやら。

我が家はTVを見ることはなく、映画は映画館で見て、夜はたいてい音楽を聴きながら、お互い好きな本を読んでいる。この間読んでいた本は、私はジョン・ル・カレで久保極は広瀬隆だった。

他の家庭とは全く違うが、「まさか」の芸術家の家なのでそれが当たり前なのである。

空気のように映画や音楽や文学がモノを作って生きていくのには必要なのだから。

2016年9月14日水曜日

TOMONOURA de ART 2016

久保極の万成石の彫刻 風門
風の歌 万成石 

今年もTOMONOURA de ARTが開催されます。久保極も出品します。

期間 2016 9月25日(日)から10月16日(日)まで。

会場 福山市鞆の浦・一円

久保極の作品は清観寺の庭に設置しています。
開館時間 10時から17時まで。休館日なし。

レトロな町が魅力いっぱいの鞆の浦。
是非行ってみてください。

2014年7月22日火曜日

天神山文化プラザで久保極の作品展示中

万成石 五角宮
万成石 五角宮
岡山天神山文化プラザ第2展示室にて「立体・彫刻・OKAYAMA展」が開かれている。
7月22日(火)から27日(日)まで。

36人の作家が作品を展示していて久保極も出品している。

久保極の作品は岡山ゆかりの万成石。
今回も幾何学のかたちの彫刻。

お近くの方、お時間があるかたはどうぞ。

2014年6月10日火曜日

ギャラリー勇斎で作品展示中

奈良のギャラリー勇斎にてJUNE Untitledのテーマのもと24名の作家の作品が展示されています。久保極も出品しています。

7日のパーティ―では久保極が鹿肉の燻製やワイン煮を作りました。私が到着したのが遅かったので食べ物は食い散らかされて写真は撮れず。でも、今回もマダム手作りの岡山バラ寿司が山椒の実が入って絶品でした。

今のご時世、これだけ食べ物が豊富なギャラリーでのパーティーはもうないですね。マダムの頑張りがすごいです。奈良へ立ち寄られた方は是非寄ってみてください。6月15日まで。

彫刻家久保極の彫刻作品
久保極の作品 大理石と万成石の彫刻

 

ギャラリー勇斎 作品
ギャラリーでの展示風景




 

ギャラリー勇斎での展示風景
立体あり平面ありで多彩な展示
ギャラリー勇斎
ギャラリー勇斎の素敵な空間

2014年4月14日月曜日

巌窟王 Cavern

久保極の万成石の彫刻
万成石 

巌窟王は万成石の彫刻。これも幾何学の石のかたち。
きりっとエッジが立っているのが久保極だけのテクニックである。

作品のアップはさぼっていたが、着々と作品は出来上がって行って、仕事場には作品がいっぱいになった。


いろいろな彫刻家の作品を見るけれど、これだけすべてまったく違うかたちで 100以上作品があるのは、多分、世界中の彫刻家で久保極だけだと思う。



さて、この間、図書館で「フリーダ・カーロ」を借りて見た。
交通事故の後遺症の痛みを忘れていられるのは絵を描いていた時だけだったフリーダ。
まゆ毛がくっついているのが怖いのだけれど、果敢に自分の人生を切り開いていった新しい時代の女性である。

映画に私の好きなリラ・ダウンズが出ていて歌っていたのがうれしかった。
音楽と美術のセンスがなかなかでした。