2014年10月1日水曜日

鞆の浦 de ART 2014 その2

鞆の浦へ行ってきた。多分鞆の浦へ行くのは今回で4回目。一番最初はもう20年以上前だったと思う。その時一番忘れがたかったのは天蓋の松というびっくりするぐらい巨大な松だった。2回目友人達とともに訪れた時、この天蓋の松を見せようと探したのだが見当たらず焦った。無いのも当然でもう枯れていたのである。3回目は死刑囚の美術展を見に行った時。それで、今回で4度目。結構、鞆の浦とは縁があるのかもね。

で、あちこちに作品が置いてある2014年が今までで一番あっちこっち鞆の浦を見て歩いた。初めての場所も沢山あり新たな発見が沢山あった。

鞆城後に置かれた吉本里絵氏の作品 素材は和紙だと思う。
鞆の浦歴史民族資料館下の空き地に置かれた高橋謙二氏の作品
明圓寺に置かれた片岡幸夫氏の作品
田渕屋さんの二階に置かれた中川佐和子氏の作品





田渕屋さんのカフェ タイルの洗い場が素敵
レトロな田渕屋さんの入り口
田渕屋さんのある通り いい感じです
田渕屋さんの庭に置かれた久保極の万成石の彫刻
港のあたり
沢山の人たちが絵を描いていました
大可島城後 keizo and ramoの作品
ここからの眺めが素晴らしかった
猫写真失敗したのでこれは久保極が写したもの
福禅寺対潮楼 ここは本当に来て良かった
仙酔島へ行く船が見える
渡船場二階・SHION北側展望テラスにある平田敦司氏の作品
SHIONで和紅茶とケーキを頂いた。ここからは仙酔島が見えて抜群のロケーション

平日だったのでお休みで見れない場所もあったけれど,作品を見て回ると結構歩くことになった。

今回の一番の収穫は福禅寺対潮楼。200円要りますが、素晴らしい眺めでいつまでも座っていたかった。昔昔、海を渡ってきた朝鮮の要人達をここでもてなし歌を詠んだりしてさぞ豪勢な宴が開かれていたのだろう。

ここでお月見してみたいなあ。

田渕屋さんに新聞の切り抜きが貼られていて、見てみるとドナルドキーン氏のインタビューだった。日本で一番好きな町はどこかと聞かれたら鞆の浦だとキーン氏が言われていた。
さすがですね。

日本を愛して日本国籍まで取ったキーン氏が好きな鞆の浦の町。
いつまでもその良さを残して欲しいと思う 。

2014年9月29日月曜日

鞆の浦 de ART 2014 その1



久保極と鞆の浦行きボンネットバス
ボンネットバスと久保極

彫刻家の片岡氏と彼を見守る猫
田渕屋さんのかまど なんともなつかしい
久保極の万成石の彫刻
田渕屋さんに置かれた久保極の万成石の作品
今回は久保極が写した写真。レトロなボンネットバスは福山から出ています。そこから鞆の浦まで約30分。のんびり行くにはいいみたい。

2014年9月18日木曜日

鞆の浦de ART 2014 〜鞆のフラ〜

鞆の浦の町並み
鞆の浦のレトロな町並み
鞆の浦の空間のあちこちにアート作品が置かれていて、鞆の浦をふらふら散策しながら現代アートと鞆の浦を楽しもうという試みー鞆の浦de ART 2014に久保極が出品しています。海があってレトロな町並みがあってとっても鞆の浦は素敵な所。
19人の作家の作品と鞆の浦を楽しみに出かけてみませんか。

久保極の作品は田渕屋さんに置かれています。開館時間11:30〜16:00
水曜日定休(カフェの営業は12:00〜)

開催地 広島県福山市鞆の浦・一円
会期:2014年9月28日(日)〜10月18日(土)

2014年7月22日火曜日

天神山文化プラザで久保極の作品展示中

万成石 五角宮
万成石 五角宮
岡山天神山文化プラザ第2展示室にて「立体・彫刻・OKAYAMA展」が開かれている。
7月22日(火)から27日(日)まで。

36人の作家が作品を展示していて久保極も出品している。

久保極の作品は岡山ゆかりの万成石。
今回も幾何学のかたちの彫刻。

お近くの方、お時間があるかたはどうぞ。

2014年6月10日火曜日

ギャラリー勇斎で作品展示中

奈良のギャラリー勇斎にてJUNE Untitledのテーマのもと24名の作家の作品が展示されています。久保極も出品しています。

7日のパーティ―では久保極が鹿肉の燻製やワイン煮を作りました。私が到着したのが遅かったので食べ物は食い散らかされて写真は撮れず。でも、今回もマダム手作りの岡山バラ寿司が山椒の実が入って絶品でした。

今のご時世、これだけ食べ物が豊富なギャラリーでのパーティーはもうないですね。マダムの頑張りがすごいです。奈良へ立ち寄られた方は是非寄ってみてください。6月15日まで。

彫刻家久保極の彫刻作品
久保極の作品 大理石と万成石の彫刻

 

ギャラリー勇斎 作品
ギャラリーでの展示風景




 

ギャラリー勇斎での展示風景
立体あり平面ありで多彩な展示
ギャラリー勇斎
ギャラリー勇斎の素敵な空間

2014年4月14日月曜日

巌窟王 Cavern

久保極の万成石の彫刻
万成石 

巌窟王は万成石の彫刻。これも幾何学の石のかたち。
きりっとエッジが立っているのが久保極だけのテクニックである。

作品のアップはさぼっていたが、着々と作品は出来上がって行って、仕事場には作品がいっぱいになった。


いろいろな彫刻家の作品を見るけれど、これだけすべてまったく違うかたちで 100以上作品があるのは、多分、世界中の彫刻家で久保極だけだと思う。



さて、この間、図書館で「フリーダ・カーロ」を借りて見た。
交通事故の後遺症の痛みを忘れていられるのは絵を描いていた時だけだったフリーダ。
まゆ毛がくっついているのが怖いのだけれど、果敢に自分の人生を切り開いていった新しい時代の女性である。

映画に私の好きなリラ・ダウンズが出ていて歌っていたのがうれしかった。
音楽と美術のセンスがなかなかでした。

2013年11月25日月曜日

Pentagon Space

久保極の大理石の彫刻
Pentagon Space 大理石 φ25cm

今回は日本語の題名はなしにした。Pentagon spaceーなんとなく今の時代にマッチしたタイトルなのでそのまま英語の題名のみにする。五角形が複雑に浮かび上がる大理石の彫刻です。

さて、だんだん暗黒の時代に突入という最近の雲行きだが、そんなに悲観的にはなっていない。

人間、おもしろくないことなどいつまでも続けていられないのだ。おもしろくないことをいつまでも続けていられるのは、からだと精神が壊れているから、本当に素敵なことや美しいものがわからなくなったからだと思う。

TVを見るのをやめて散歩したり、音楽を聴いたりして、料理もきちんとしたものを自分で作っていると、本来あった人間の感覚がすこしずつ戻ってくる。

 時間も、以前より沢山あるようになってくるかもね。

そういう人たちが沢山増えたなら、今の国のあり方なんて簡単に変わると思う。

ひとりなら主観だけれどふたりなら客観なのだから。

家に彫刻があるなんてものすごく贅沢なことなんだなと、最近つくづく思っています。